お茶が入りましたよ:トップ>茶道を愉しむ>『南方録』を読む>8 茶花に使わぬ花の狂歌

<8> 茶花に使わぬ花の狂歌。


    花生にいけぬ花、狂歌に、
       「花入に入(いれ)さる花ハちんちやうけ
         太山(みやま)しきミにけいとうの花」
       「女郎花(おみなえし)さくろかうほね金銭花(きんせんか)
           
せんれい花をも嫌也」


    【熊倉博士の語訳】


    花生に生けない花の名を詠みこんだ狂歌に、
       花入にない花は沈丁花(じんちょうげ)と太山樒(みやましきみ)鶏頭(けいとう)の花
       女郎花(じょろうばな)、柘榴(ざくろ)、河骨(こうほね)、金銭花(きんせんか)せんれい花
       もいれるのははばかられるものである。
    

    【熊倉博士の解説概略】


    これらは茶の湯の花として使わないということであって、生花として使わないという意味では
    ない。
    匂いの強い花は茶の湯の花としては使わない。





    


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