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 体内の水分量はおおまかに言って、胎児では体重の90パーセント、新生児で
80パーセント、成人で60パーセント前後、高齢になると50パーセント台になります。
  赤ちゃんの肌は水分をたくさん含んでいるので、ハリがあります。
  体内の水分量はおおまかに言って、胎児では体重の90パーセント、新生児で
80パーセント、成人で60パーセント前後、高齢になると50パーセント台になります。
赤ちゃんの肌は、水分をたくさん含んでいるのでハリがあります。


  水分は成長とともに減少していきます。
老化とは、からだのなかから水が消えていくことだともいえます。
ことに女性のほうが男性より2倍も減り方が激しい。
では、年齢とともに減る水分はからだのどの部分なのでしょうか。


  体内の水分の55パーセントが細胞内にあり、残りの45パーセントが、
細胞同士の間隙を埋める細胞間物質のなかにあります。
  老化がすすむと、この細胞間物質に含まれる水が失われます。
万一細胞内の水が失われると、ナトリウムイオンなどの電解質濃度が高くなり、
細胞の生命活動が維持できなくなって生きていけません。


  コラーゲンという物質が肌の若さを保つために重要な物質であることが明らか
になってきました。
  これは、細胞同士を結びつける結合組織が繊維状のコラーゲンで、その内部を
埋め、老化と水に重要な役割をしている物質が、ムコ多糖とよばれる高分子物質です。


  この中で分子量が一番大きいヒアルロン酸とよばれるムコ多糖は、
水を大量に包み込む能力を持っています。
  1グラムのヒアルロン酸は6リットルもの水を保持できるといわれ、
いわば目の粗いスポンジのようなもの。


  老化によってシワが増えるのは、細胞内の水が減ることですが、正確には、
水を大量に包み込む、このヒアルロン酸が、老化とともに減少すること。
ヒアルロン酸が減ると、そのかわりに水を含みにくい、別のムコ多糖が増え
はじめ、水分の少なくなった空間に脂肪がたまります。
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