水の話
◇ 体の中の水分について
体によい水、悪い水 を知るためにまず体の中の水分について考えてみましょう。
人間が生きていくうえで、水は絶対に欠かせないものです。 10日以上食べ物がなくても、皮下脂肪などを消費しながら生きていけますが、水を一滴も飲まないと、細胞外液の濃度が高くなり、浸透圧の関係で、水分が細胞内から引き出されて脱水状態になり、死にいたります。
いわば、塩をかけられたナメグジ状態になるわけです。
体内に含まれている水の内、体重の20パーセントが失われたら、脱水症状を起こして死んでしまう。
人間のからだからは1日約2.5リットルの水が排泄されています。内訳は、尿や大便として1.5リットル、吐く息から0.5リットル、皮膚から蒸発している水が0.5リットル。
そのためわたしたちは、飲み水で1リットル、食べ物に含まれる水で1リットル、体内でタンパク質や炭水化物、脂肪などが燃えて出る水分0.5リットルで補給しています。
大人では体重の60パーセント、新生児では80パーセントが水だといわれており、改めていうまでもなく、命の本質は水と深く関わっているのです。
人間の体内の水は、細胞外液と細胞内液の二つに大別されます。
細胞外液は、細胞の外にある水で、血液や細胞間液など。 これは酸素や栄養分を全身に運び、また老廃物や過剰な物質を肺や腎臓を通して排泄しています。
また、細胞内液は細胞の中にあって、生命現象に直結する重要な働きをしています。
そして体内の水の55パーセントは細胞内に存在しております。
体内に含まれている主なイオンは、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、塩素などです。
体温調節作用は水が果たす重要な役割の一つで、1グラムの汗で約600カロリーの熱量を体外に放出することができます。体温調節のために、自分のからだのなかの水分を使って発汗しているわけですが、その水分はどこから出るのでしょうか?
人間の水分の大半は主として筋肉に含まれます。
体重が60キログラムの人なら、約30キログラムを筋肉が占めている。
その筋肉のなかで、20キログラムくらいを水分が占めているといわれています。
脱水状態になると、主として筋肉や皮膚から水分をだして、水を補おうとします。
そのとき人間は喉の渇きを感じます。
体内の水分量が減ると血液がドロドロになり、心臓や肝臓、腎臓に障害がおきるようになります。
高齢になると、喉の渇きを感じる脳の視床下部の枯渇中枢の働きが弱くなって、知らぬ間に脱水状態になってしまうのです。
◇ 「みずみずしい肌」
水分は成長とともに減少していきます。
体内の水分量はおおまかに言って、胎児では体重の90パーセント、新生児で 80パーセント、成人で60パーセント前後、高齢になると50パーセント台になります。
赤ちゃんの肌は水分をたくさん含んでいるので、ハリがあります。
水分は成長とともに減少していきます。
老化とは、からだのなかから水が消えていくことだともいえます。
ことに女性のほうが男性より2倍も減り方が激しい。
では、年齢とともに減る水分はからだのどの部分なのでしょうか。
体内の水分の55パーセントが細胞内にあり、残りの45パーセントが、細胞同士の間隙を埋める細胞間物質のなかにあります。
老化がすすむと、この細胞間物質に含まれる水が失われます。
万一細胞内の水が失われると、ナトリウムイオンなどの電解質濃度が高くなり、細胞の生命活動が維持できなくなって生きていけません。
コラーゲンという物質が肌の若さを保つために重要な物質であることが明らか になってきました。
これは、細胞同士を結びつける結合組織が繊維状のコラーゲンで、その内部を埋め、老化と水に重要な役割をしている物質が、ムコ多糖とよばれる高分子物質です。
この中で分子量が一番大きいヒアルロン酸とよばれるムコ多糖は、水を大量に包み込む能力を持っています。
1グラムのヒアルロン酸は6リットルもの水を保持できるといわれ、 いわば目の粗いスポンジのようなもの。
老化によってシワが増えるのは、細胞内の水が減ることですが、正確には、水を大量に包み込む、このヒアルロン酸が、老化とともに減少すること。
ヒアルロン酸が減ると、そのかわりに水を含みにくい、別のムコ多糖が増え はじめ、水分の少なくなった空間に脂肪がたまります。
◇ 老化を抑える・・コラーゲンとムコ多糖
「コラーゲンとムコ多糖」
コラーゲンという物質が肌の若さを保つために重要な物質であることが明らかに なってきました。
これは、細胞同士を結びつける結合組織が繊維状のコラーゲンで、その内部を埋め老化と水に重要な役割をしている物質がムコ多糖とよばれる高分子物質です。
この中で分子量が一番大きいヒアルロン酸とよばれるムコ多糖は、水を大量に包み 込む能力を持っています。
1グラムのヒアルロン酸は6リットルもの水を保持できるといわれています。
老化によってシワが増えるのは、細胞内の水が減ることですが、正確には水を 大量に包み込む、このヒアルロン酸が老化とともに減少することなのです。
ヒアルロン酸が減ると、そのかわりに水を含みにくい別のムコ多糖が増えはじめ、水分の少なくなった空間に脂肪がたまるようになります。
『ムコ多糖タンパク質』の「ムコ」というのは、ラテン語で「動物の粘液」を意味します。
この動物の粘液をもつ「ネバネバ食品は身体に良い」ことは昔から知られています。
「多糖」という言葉は、多くの種類の糖が組み合わされているという意味で、けっして 糖分やカロリーが多いという意味ではありません。
『ムコ多糖タンパク質』も、糖の組み合わせや配列(糖鎖)によって、さまざまなものがあります。
代表的なものを挙げれば、「コンドロイチン硫酸」「ヒアルロン酸」「ヘパリン」などがあり、 各々が『ムコ多糖タンパク質』の一種であり、細胞と細胞をつなぐ保水力のあるネバネバ物質の 複合体の総称であります。
そして、医薬品や化粧品ではこの『ムコ多糖タンパク質』の一成分のみを抽出し、ナトリウムと化学合成し、目薬や強壮剤、化粧品の潤い成分として利用しています。
しかし人体では、ムコ多糖は単独では存在せず、必ずタンパク質と結合した『ムコ 多糖タンパク質』の複合体という形で、細胞と細胞の間に存在しています。
老化といいますと、50代、60代から始まるものだとのイメージがあります。
しかし、私たちの肉体は20代半ばを過ぎると、すでに身体の内部からの老化が始まっています。
それは『ムコ多糖タンパク質』の体内合成カが衰え、体内保水率が落ちて乾燥してくるからです。
また、最近では、食生活の偏り老化や免疫カの低下が始まっていると言われています。
いつまでもみずみずしい若さと、健康を保つためには、良質な『ムコ多糖タンパク質』の 補給が大切となります。
「体内の水濃度を調整する腎臓」
飲んだ水は、体中をめぐって最後は尿となって出ていく仕組みになっています。総量は1日約1~2リットル。
腎臓は体内の老廃物を運んできた水を処理して、きれいな水をつくるリサイクル工場といえますね。
成人の場合はここで1日約190リットルの水が再生される。
また腎臓は体液の過不足を監視していて、体内の水分を一定に保つ働きもしています。
生物が生きていくための反応にはすべて酵素が作用しております。その酵素は、体液の水素イオン濃度(PH)によって反応が著しく異なるのです。
したがって、水を調整して体液の濃度を一定に保つ必要があり、そのために人間は、老廃物を排泄する腎臓と、発汗による体温調節機能を持っています。
◇ 水の持つ不思議な能力
水の分子は不規則な四面体であるが、分子間にはたくさんの隙間があります。
一定体積のうち、実際に水分子そのものが占める割合は約38パーセントである。つまり残りの約62パーセントが隙間というわけです。
酒を寝かせると、味に丸みが出てくるのは、水の分子の隙間に細長いアルコール分子が入り込んで、アルコール分子が 水に包まれた形になるためです。
新しい酒では、水分子とアルコール分子がバラバラに存在しているため飲むと、ツンツンした刺激を受けます。
酒の成熟とは、水分子とアルコール分子の融合の度合いであるといえます。
水素と酸素からなるもっとも単純な化合物である水だが、その構造や性質を調べれば調べるほど、不思議な物質であり、水が超能力を持っているらしいことがわかります。
液体のほうが固体(氷)より密度が大きいこと、4度で最大密度になること。
物をとかす能力が一番高いこと、表面張力が極めて大きいこと。
融点や沸点でも、水は異常な行動をとります。
水の分子量18という値から予想される融点は、マイナス100度であるが、実際の水は0度。
沸点も分子量から予想されるのは、マイナス80度であるが、実際は100度です。
これは水が分子量18の物質ではなく、それらがお互いに固まって集合体を形成しているのだと考えられます。
世界的にみても日本の水は昔からおいしいとされてきた。 しかし水に限らず、おいしさというのは極めて難しい問題です。
味覚は人によって感覚がちがうからである。
また水そのものの味か、水に溶け出した物質による味かも複雑だから。
しかしはっきりしているのは、冷たい水がおいしいということです。
水のおいしさは水温でほとんど決まります。
水が一番おいしく感じられる水温は13度前後とされる。 温めるなら、70度前後で、35~45度でまずく感じられる。
水はさまざまな物質をとかす。酒や紅茶、スープなどが好みに合わせておいしく飲めるのも、水がいろいろな成分を均一にとかす性質を持っているからです。
「熱しにくく、冷めにくく、蒸発しにくい」
水が熱しにくく冷めにくいということは、水が蒸発するときは、多くの熱を奪うことになる。
汗が蒸発するときに奪われる熱は非常に大きいので、それによって体温調節をしています。
◇ 「魔法の水」
この世には、いわゆる「魔法の水」といわれる水が多く存在する。
現在世界中の人々が飲みに集まる奇跡の水がある。
それは「ルールドの泉」といい、南フランスのピレネー山脈の麓にある小さな村ルールドの泉である。
ここはキリスト教の聖地にもなっており、この水を求めて、世界中から年間300万人以上の人がやってくる。
このルールドの泉で多くの病人が救われたといわれ、そのうち医学的に証明されたのは60人以上といわれる。
しかしどのようにして病気が治ったのか明確にされているわけではありません。
このルールドの泉が湧き出ているのは石灰岩層です。
つまりこの湧水はカルシウムやマグネシウムを多く含むナチュラルミネラルウオーターなのです。
カルシウムやマグネシウムを多く含む水を飲んでいると、動脈硬化を防ぎ、脳卒中や心臓病を予防できます。
またルールドの泉は酸化還元電位が低いことも証明されました。
「死の水 蒸留水」
蒸留水は純粋な「水」であるから、PH7の中性である。
もちろん無味無臭で吐きたくなるほどまずいが、この水を金魚の泳いでいる水槽に入れてみると、活発に泳いでいた金魚が、苦しそうに暴れて即死する。
水に溶け込んでいる酸素がまったくないためで、このことからもわかるように、蒸留水は人体にいいものではありません。
蒸留水に近い水が湯冷ましです。
普通の水にはばい菌がいるので、赤ちゃんには湯冷ましをというのが、お母さんの常識ですが、湯冷ましには溶存酸素がないのと、ミネラル不足になるし、有害物質が混入した水を煮沸したら、その有害物質を濃縮する危険性がある。
だから湯冷ましばかり飲ませるのも赤ちゃんにはよくありません。
◇ 「スポーツ飲料水」
脱水状態になったとき真水を飲んでも途中から体が受け付けなくなってしまう。
発汗で失った量の半分しか飲むことができません。
しかし、水に0.2~0.45パーセントの食塩をとかすと、ほぼ必要量の水を飲むことができて、すみやかに体力が回復します。
また塩分を摂らずに真水だけ飲んでいると、体内のイオンバランスが崩れて、筋肉のまわりにある体液のイオン濃度が一定でなくなり痙攣などを,おこすことがあります。
スポーツ飲料はこの生理学的事実から生れたもので、細胞内液の脱水状態を回復するには、血液と塩分組成がほぼ同じリンゲル液がふさわしい。
食物を口から摂取できない病人にはリンゲル液を点滴で送り込む。
このリンゲル液を口から摂取するようにしたのがスポーツ飲料です。
浸透圧は平常時の体液の浸透圧より少し高めにしてあります。
これまでのスポーツ飲料の成分はどれもほぼ同じであったが、最近発売されている製品はそれぞれ特徴があります。
ナトリウムが入っておらず、糖分を抑えた低カロリー飲料で、浸透圧は人間の体液と同じです。
脱水状態で飲まないのなら塩分もカロリーも必要ないという考えから。
しかしハードな運動をした場合は、水分の補給と同時にエネルギーの補給も必要であるから、高カロリーのスポーツ飲料が要求されます。
運動になれていない人の汗ほど塩分が多く、からだを鍛えている人の汗は水に近くなってくるといわれます。
人によって体が必要とする水が異なることを知りましょう。
◇ ミネラルウォーターとは
ミネラルウオーター市場が急速に拡大している。
最近では飲み水ばかりでなく、料理やお茶などにも使用されています。
ではミネラルウオーターとはどのような水をいうのでしょうか。 農林水産省が定めた品質表示ガイドラインによると、ミネラルウォーターは大きく「ナチュラルミネラルウォーター」 「ミネラルウォーター」「ボトルドウォーター」の三種類に分けられます。
日本で通常ミネラルウォーターといっているのは「ナチュラルミネラルウォーター」で自然の状態でミネラルがとけこんだ 地下水を採水して、濾過、沈殿、加熱殺菌した水をいいます。
これ以外の水を処理をしたものは日本ではナチュラルミネラルウォーターとはいいません。
しかし、欧米のミネラルウォーターの定義は日本とは大きくちがって、殺菌処理した水はミネラルウォーターとは いわないのです。
あくまでも無殺菌の生水がミネラルウォーターなのである。
これは殺菌処理をして元の成分を変えた水がからだにいいはずがない、という考え方からきています。
日本にも「無殺菌の生水」のミネラルウォーターがあります。 「仙人秘水」は日本で唯一厚生労働省から許可された水です。
◇ 軟水と硬水
外国産のミネラルウォーターがミネラルの多い硬水多いのに対して、国産は軟水がほとんどです。
「仙人秘水」もカルシウム10ミリグラム、マグネシウム約1ミリグラムの軟水です。
これは日本の国土が火山岩系が多く、水が地中にとどまっている時間が短く且つ、流れの速い日本の地下水ではミネラルが溶け出しにくく、水成岩系の大陸の地中でじっくり時を刻んだヨーロッパの地下水はミネラルが多くなると考えられます。
「硬度」は水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を数値化したものです。
硬度=(カルシウム量×2.5)+(マグネシウム量×4)で計算します。
日本唯一の無殺菌生水の「仙人秘水」は、カルシウムが10ミリグラム、ナトリウムが4ミリグラム。
だから硬度は29となります。
日本では硬度100以下のものを軟水、それ以上のものを硬水とよびます。
ちなみに「六甲のおいしい水」は82.8で軟水です。
清酒にも硬水で造った酒と、軟水で造った酒があります。
硬水で仕込むと、米をアルコールに変える酵母がカリウムが多いほど増殖のスピードが速くなり、酵母が活発に動いていれば他の雑菌もはいりにくくなります。
また、米のデンプンを酵母が食べやすい糖に変える「こうじ菌」はカルシウムが多いほど働きやすい。
そして醗酵がどんどん進み、酒は辛口になります。
軟水で仕込むと逆に醗酵はゆっくり進行して甘口の酒になります。
料理の場合でも、昆布や鰹節でダシをとったり、野菜をやわらかく煮る場合や、炊飯、お茶をいれるにも軟水が 適しています。
しかし、肉を煮込む料理は、硬水が肉のうまみを溶け出しにくくするので硬度150くらいの硬水がいい。
コーヒーはエスプレッソなら硬度300前後の硬水。
ドリップで淹れるなら硬度60くらいの軟水がいい。
コーヒーメーカーなら硬度100くらいが理想です。
◇ 「アルカリイオン水」
水の電気分解によって陰極側にできるのがアルカリイオン水です。
いろいろな実験結果によって最近では、アルカリイオン水がいくつかの病気に効能が認められてきました。
アルカリイオン水は、物をとかす溶解能力や、素材の味を引き出す抽出力があります。
そして潤滑作用によりものを柔らかくし、素材の中へ沁みこむ浸透力があり、参加を防止する効果、すなわち還元作用があることになります。
最近のTOTOなどが出している「アルカリイオン水生成器」は水道水中の、残留塩素や雑菌、カビを濾過して トリハロメタンや溶解性鉛まで除去し、さらにこの水を電気分解してアルカリイオン水を作る。
アルカリイオン水はいろいろな病気に効果があり、健康を保持するための水になるだけでなく、調理に使っても効果があるといいます。
アクがとれてえぐみがなくなり、素材の色や味を引き立てる。
一方、酸性水は、ものを引き締める力がある。酸化作用があるので、制菌作用で雑菌が繁殖しにくくなりますが、この水は飲んではいけません。
したがって、肌を引き締めるアストリンゼント効果があり、うどんのコシを強くしたり、野菜の洗浄にも効果的です。
人間のからだはPH7.4程度の弱アルカリ性で保たれています。
したがって体液や血液などが弱アルカリ性に保たれていると、新陳代謝も活発で内臓に負担がかからなくなる。
体内を弱アルカリ性に保つことが健康維持の基本になります。
◇ 活性酸素
活性酸素とは、水素や酸素などすべての元素は、それぞれ決まった数の電子をもち、それによって安定しています。
しかし本来電子8個もっているはずの酸素が7個しか持たないものができることがあります。
これが活性酸素です。
体内に吸収した酸素の約2パーセントが活性酸素になると推測されている。
電子が一つたりないため、他の分子や原子から電子をうばう化学反応がきわめて激しい。
活性酸素には体内に入った異物を殺し、生体の防御機構を担うという働きがある。
しかし一方で、活性酸素によってムリヤリ電子を奪われた原子や分子は、あらたに電気的不安定になって、さらに近くの原子や分子から電子を補おうとします。
そしてナダレのようにさまざまな化学反応がおきて、生命体の秩序が乱れてしまう。
活性酸素が引き起こすこのような電子をうばう現象を「酸化」といい、体内で酸化がすすむと、病気になったり老化がすすんだりします。
ガンをはじめとする、すべての病気の原因が体内に発生する、 「活性酸素」によるものだということが最近わかってきました。
この活性酸素は遺伝子を傷つけ、病気の原因をつくりだしています。
その活性酸素の約90パーセントが腸の異常発酵という現象でつくられるます。
しかし酸化は人間が生きるために必要なプロセスなのです。
動物は自ら動き回るエネルギーを獲得するため酸素の力を利用しているからです。
人間は呼吸によって酸素を体内に取り込み、細胞内でブドウ糖を燃焼させて、そのプロセスで放出されるエネルギーを使って活動しています。
この仕組みが酸化のプロセスそのものです。
燃焼という現象では必ず燃えカスが生じます。
これを汗や尿、吐く息として体外に排出していますが、100パーセント排出されず、約2パーセントは電気的な不安定な活性酸素となってしまいます。
「あらゆる病気の黒幕になる活性酸素」
現在明らかになっているだけで活性酸素が引き金になって生じる病気には、ガン・動脈硬化・糖尿病・アレルギー疾患・虚血性疾患・パーキンソン病・アルツハイマー症・過剰肥満・白血病・高脂血症・高血圧・肝硬変・脳梗塞・心筋梗塞・自律神経障害などなど。
現代社会は大気汚染や、ストレスなどなど活性酸素を生みやすい環境となっています。
◇ 老化のプロセス
「発ガンや老化を抑える体にいい水」
成人が生きていく上で必要な1日の水の量は体重1キログラムあたり約0.04リットルですから、体重60キロの人ならコップ13~14杯分は摂らなくてはいけません。
文明の進歩で多くの発ガン性物質が体内に入ってくるようになりました。
水は体内にはいった環境汚染物質、食品添加物などの発ガン物質を排出する働きをしています。
しかし、その水が悪質なものであれば、かえって発ガンを誘発してしまいます。
ガンは生体細胞への栄養補給が偏ることによって発生することが多い。
水はこの生体細胞への栄養補給と排泄を調整し、異常刺激を和らげ、生理機能を活発化させて発ガンを抑える効果があります。
老いるに従って体内の水分が少なくなります。
老化とは水分喪失のプロセスであるともいえます。
そこで、常に十分な水分を摂取することが、人生の行方を大きく左右するといっても過言ではありません。
しかしこの場合でも、それぞれからだのコンディションに合った水を飲む必要があります。
では、体に合った水とは具体的にどのような水なのか。
細胞が老化してくると、細胞内のPHはだんだん酸性に傾いてきます。
したがって細胞を酸性にしない水がいいことになる。
その意味ではアルカリイオン水が老化を抑制すると考えられます。
◇ 長寿のカギのカルシウム
飲料水が硬水であれば、脳卒中や心臓病の死亡率が低くなることは明らかになっています。
硬水がなぜからだにいいのかという理由は次の通りに説明されています。
体内のカルシウムは骨や歯に99パーセント、残りの1パーセントの内の99.9パーセントが血液や体液に、残りの0.1パーセントが細胞内に存在しています。
中でも、血液中のカルシウムは、人が生命活動を営む上で最も重要な役割を担うため、その量は厳重に一定を 保とうとします。
そこで体内のカルシウムが不足すると、からだは最優先で血液中のカルシウムを一定に保とうとして、副甲状腺がホルモンを出し始めます。
この副甲状腺が骨や歯からカルシウムを血液中に溶出させます。
血液中のカルシウムが一定量に達すると、自動的に溶出がとまるはずなのですが、これがうまくとまらないことがあります。その結果、骨のなかのカルシウムが不足してもろくなり骨折しやすくなる。
また、血液中に多量に溶出したカルシウムは血管壁に付着します。
すると、血管壁の弾力がなくなって動脈硬化をおこしたり、心筋梗塞や脳卒中をおこしやすくなります。
だから、カルシウムを多く含んだ飲料水をたえず飲んでいれば、血液中のカルシウムは適量を保って、副甲状腺がSOS信号をだすことはないのです。
そのほかにも人体に有益なさまざまな働きをしていることがわかっています。
一般にお年よりはカルシウムの摂取量が少なくなりがちで、腸からの吸収もよくありません。
そのため骨に含まれるカルシウムを血液中に取り込もうとする作用が働きます。
結果、骨粗しょう症が多くなる。
これを防ぐためにも、カルシウムの含有量の多いアルカリ性の硬水がいいことになります。
◇ マグネシウムの重要性
カルシウムに劣らず重要なミネラルがマグネシウムです。
大切なのは、カルシウムとマグネシウムをバランスよく摂取することです。摂取比率は2対1。
1日にカルシウムが600mgに対して、マグネシウムが300mgが理想とされます。
血液を例にとれば、赤血球や白血球といった細胞と、血清といわれる細胞外液に分かれます。
カルシウム不足になると、血液の細胞外液のカルシウム濃度が低下してきます。
そこで、マグネシウムを多く含んだ飲料水を飲んでも、多くは細胞内液に蓄積してしまいます。
そのカルシウムの細胞内蓄積を阻止するのがマグネシウムなのです。
しかし、カルシウムだけを摂取しているとたいへんなことになります。
細胞内に浸入したカルシウムはさまざまな疾病を誘発します。欠陥内壁に付着して、動脈硬化を起こしたり、脳卒中、心筋梗塞、高血圧の原因や脳細胞に入れば痴呆に、脊髄にはいれば神経の変性をおこします。
カルシウムはマグネシウムの助けを借りなければ有効に働けないのです。
だからマグネシウムを多く含んだ飲料水を飲み続けることが重要なのです。
最近では、水道水を一晩でカルシウムやマグネシウムの豊富なミネラルウォーターに変えてくれる整水器も市販されています。
◇ 脳梗塞には
ずばり水を飲むこと。脳梗塞は夏場が圧倒的に危険です。
それは汗をかいて脱水状態で血液がドロドロ状態になるからです。
喉が渇かなくても、最低1日、計1リットルの水を飲む必要があります。
また、就寝前のコップ一杯の水が脳梗塞から守ってくれます。
◇ ウーロン茶のダイエット効果
私達が日常飲む飲料水の中で、ウーロン茶のダイエット効果が一番高い。
食物中の脂肪は小腸で胆汁と結びつき、トロリとした乳状になって体内に吸収されます。
しかしウーロン茶を飲むと、ウーロン茶のポリフェノールが乳化前の脂肪と結びついて体外に出してしまいます。
さらにウーロン茶のポリフェノールは体に溜まった体脂肪を分解する酵素の働きを助けます。
ダイエット中の人は、カロリーコントロールばかりに気をとられずに、中硬水の水分を1日コップ6杯は最低摂取するように心がけましょう
お茶が入りましたよ~